巨人・原監督止まらぬ“大放談” 長野、由伸、大田らバッサリ
どの口が言うのか。巨人の原監督が、首痛で二軍調整中の阿部慎之助(36)を一塁手として一軍に復帰させることを明言。16日の練習前に本人と話し合ったあと、報道陣にこう言った。
「昨年11月に本人と話をした原点に戻る。捕手という中で不安を持っている。不安があるのに守らせるわけにはいかない。本人もつらいだろうしね。(捕手に戻ることは)99%ないです」
そもそも体調面に不安があるからと、昨年の秋季練習から阿部を一塁へコンバートしたのは原監督である。その際に今回と同様に「99%捕手はない」と言っていたのも原監督だ。それを、開幕7試合目であっさりと捕手に戻し、それが原因で阿部の首痛が悪化したにもかかわらず、「不安があるのに守らせられない」「本人もつらいだろう」とはよく言ったもの。再びの「99%発言」もにわかに信じ難いが、交流戦で11位に沈んだことが不満でしょうがない原監督の舌鋒は次に打率.215と不振をかこつ長野久義(30)に向けられた。
「長野の空振りがあまりに(ボールとバットが離れていて)疑わしかったから、目を検査してきてくれと言ったんだ。入団時は動体視力が良かったからね。そしたら、(動体視力検査の)レコードを塗り替えたって。卓球選手のレベルだっていうんだよ。見えてはいた。(原因は)目じゃない。技術なんだよ」