米国で高橋尚成とビックリ仰天の再会
尚成とは本当に縁があるんだなぁ、と思ったのは、彼がメジャーに移籍して2年目を迎えた12年の8月のこと。僕がテレビ局の仕事で、この年にヤクルトからブルワーズにポスティング移籍した青木宣親にインタビューするため、ミルウォーキーの本拠地球場を訪れたときのことです。その日の朝、ホテルで取材の準備をしていると、スタッフが「元木さん、今、エンゼルスの尚成選手のパイレーツへのトレードが決まったみたいです」と言うのです。
ビックリしました。
えっ!? パイレーツって、きょうの青木の相手じゃなかった?
球場に行くと、パイレーツのユニホームを着た尚成が「大ちゃーん」と手を振りながら、駆け寄ってくるんですから。
そういえば、尚成は1歳上の先輩、同じ巨人とメジャーでプレーした松井秀喜を「ゴジ」と呼んで、先輩をなんだと思ってるんだ!と、松井に冗談半分で怒られたことがありましたね。
そんな松井もたまに顔を合わすとこうです。