韓国人プロに勝てない日本人 「アマ時代のコーチで差」の指摘

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 日本はいまだに父親にゴルフを教わってプロになるケースが多い。LPGAメンバーガイドの「師弟関係」の欄には「父」と書いているプロが多い。ゴルフの手ほどきは父親でもできるけれど、プロにしようと思ったら、優れたコーチを探してきたら、あとはプロに任せて技術に関しては親は一切口を出さないほうがよい。

 子供のころにつけた癖というのは大人になってもなかなか直らないものだ。特にフェースを閉じて上げるスイングを覚えるとプロになって苦労する。

■父親に教わった朴セリは渡米後プロコーチに師事

 宮里藍は今、パットに悩んでいる。それもパッティングをちゃんとしたコーチに見てもらっていなかったからだ。名コーチといわれるデーブ・ストックトンに師事すればパットも復調するに違いない。

 今回の全米女子オープンで見ていると、横峯さくらはアイアンを上からガツンとぶつけるような打ち方をして、ヘッドがうまく抜けないショットがいくつもあった。大きく振りかぶってバックスイングしているからだが、あれではベント芝のフェアウエーではヘッドがうまく抜けない。日本のコーライ芝では勝てても、アメリカのベント芝では苦労することは目に見えている。

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