韓国人プロに勝てない日本人 「アマ時代のコーチで差」の指摘

公開日: 更新日:

 日本はいまだに父親にゴルフを教わってプロになるケースが多い。LPGAメンバーガイドの「師弟関係」の欄には「父」と書いているプロが多い。ゴルフの手ほどきは父親でもできるけれど、プロにしようと思ったら、優れたコーチを探してきたら、あとはプロに任せて技術に関しては親は一切口を出さないほうがよい。

 子供のころにつけた癖というのは大人になってもなかなか直らないものだ。特にフェースを閉じて上げるスイングを覚えるとプロになって苦労する。

■父親に教わった朴セリは渡米後プロコーチに師事

 宮里藍は今、パットに悩んでいる。それもパッティングをちゃんとしたコーチに見てもらっていなかったからだ。名コーチといわれるデーブ・ストックトンに師事すればパットも復調するに違いない。

 今回の全米女子オープンで見ていると、横峯さくらはアイアンを上からガツンとぶつけるような打ち方をして、ヘッドがうまく抜けないショットがいくつもあった。大きく振りかぶってバックスイングしているからだが、あれではベント芝のフェアウエーではヘッドがうまく抜けない。日本のコーライ芝では勝てても、アメリカのベント芝では苦労することは目に見えている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…