復帰決定も執拗マーク ジャイアンツ青木を再び襲う“死球禍”

公開日: 更新日:

 右足腓骨を骨折して故障者リスト(DL)入りしているジャイアンツ・青木宣親(33)に復帰のメドが立った。

 ボウチー監督は20日(日本時間21日)、遠征先のサンディエゴで「スイングや患部の状態が良好であれば、24日にも戦列に戻るだろう」と明言。明日から2日続けて傘下の3Aサクラメントの試合に出場し、順調なら24日(同25日)のアスレチックス戦で復帰する。

 今季の青木は開幕から好調で、6月20日に死球を受けて離脱するまでは67試合で262打数83安打の打率3割1分7厘、33得点、12盗塁。復帰後は前半戦のように打線の牽引役として期待されるが、再び死球禍に遭いかねない。前半戦はチーム2位の5死球。首位打者争いにも名を連ねただけに、相手バッテリーから執拗にマークされているからだ。

 ジャイアンツの8月以降の対戦相手は死球の多い投手陣ばかり。青木の復帰3カード目のレンジャーズはメジャーワースト3位の38個。8月下旬には同ワーストタイの41個を記録しているパイレーツとの3連戦が組まれている(記録は19日終了時)。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動