清宮は「守備に難」とスカウト指摘 背景に早実の練習環境

公開日: 更新日:

 清宮は準決勝の守備について、「エラーばかりだったので、前に落とすことしか考えていなかった。ワザとなんで大丈夫です」と言っていた。

「その守備があと2年で上達しなければ、プロの評価も上がらない。そうなれば早大に進学する可能性もある」と関係者がこう言った。

「清宮は、高校からプロ入りしたいと聞いているが、早実は学業も大変。週6日、32時間の授業数で水、土曜以外は6時間授業。15時までみっちり勉強してから練習が始まる。他の強豪校に比べて練習時間は少ない。どうしても打撃練習に多くの時間を割くので、清宮の守備のレベルがどこまで上がるか疑問。でも、早大は清宮が喉から手が出るほど欲しい。今年、野球部はリーグ優勝、日本一にもなったが、近年の早大は駅伝ラグビーなど軒並み低迷。これに大学はかなり焦っており、話題性、スター選手が欲しい。清宮の進路については、早大OBでもある父・克幸さんの意向が強く反映されるだろうが、伝統校ゆえの“圧力”もあるだろうから」

 3年後の進路が今から話題になるのだから、それだけ規格外ということだろうが……。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動