虎ゴメスはドローンで厳重注意 “奇行助っ人”はこんなにいる
元横浜(現DeNA)、巨人のクローザーだったクルーンは日本食がNGだったため、食事は常にハンバーガーだった。当時の巨人スタッフが言う。
「遠征先でも試合開始直後の6時10分ごろになると、球場を出て近くのハンバーガー屋に行ってたんですよ。クローザーだから出番は遅いとはいえ、勝手に出歩くものだから首脳陣やフロントも頭を抱えていた。変装のつもりなのかアンダーシャツにサングラス姿でしたが、下は巨人のユニホームそのまま。当然、周囲にもバレバレでした。阪神戦では甲子園駅前のハンバーガー屋で虎ファンにあおられ、口論になったこともある」
西武では内野手のカブレラがワガママで有名だった。
「伊東元監督(現ロッテ監督)が『大きな子供』と評したように、突然叫ぶ、キャッチボールで至近距離から思い切り投げると奇行のオンパレード。球団にも『ベネズエラから息子が来ているから、練習に参加させたい。ユニホームを用意してくれ』とワガママ三昧でした。子供だけならまだしも、同じベネズエラ人の飲み友達を球場に連れてきて、仲良く練習していたこともある。さすがに選手からも『アイツは何様だ!』とブーイングが出ていました」(西武OB)
助っ人だからといって、甘やかすばかりではつけ上がる。阪神もゴメスを厳重注意にするだけでいいのか?