初場所終盤はまるで別人…横綱白鵬“無気力”豹変の裏に何が

公開日: 更新日:

 大関・琴奨菊(31)が初優勝。しかも日本出身力士として10年ぶりの賜杯という劇的な幕切れだった大相撲初場所。

 敗れた3横綱はなんとも不甲斐ないが、中でも終盤にきて、これまでと別人のような相撲を取ったのが白鵬(30)だ。11日目、琴奨菊にいいところなく押し出されたのはもちろん、14日目の稀勢の里戦は遅れ気味に立ったまま、いとも簡単に土俵を割った。取組前まで1敗で琴奨菊と並び、何が何でも負けられない大一番。にもかかわらず、あっさり押し出された。八角理事長も「こんな白鵬は見たことがない」とクビをひねった。

 左膝の炎症で昨年の9月場所を途中休場。右足親指を含め、体のアチコチにガタがきているのは間違いない。

「それに気持ちの問題が大きいだろう」とは、ある親方だ。白鵬には引退後、親方になる青写真があるものの、親方になれるのは日本国籍を有する者のみという規則がある。北の湖前理事長も「規則は変えられない」と突っぱねていた。

 その北の湖理事長が昨年11月、急逝。前出の親方がこう言った。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  2. 2

    清原果耶ついにスランプ脱出なるか? 坂口健太郎と“TBS火10”で再タッグ、「おかえりモネ」以来の共演に期待

  3. 3

    だから桑田真澄さんは伝説的な存在だった。PL学園の野球部員は授業中に寝るはずなのに…

  4. 4

    PL学園で僕が直面した壮絶すぎる「鉄の掟」…部屋では常に正座で笑顔も禁止、身も心も休まらず

  5. 5

    「ニュース7」畠山衣美アナに既婚者"略奪不倫"報道…NHKはなぜ不倫スキャンダルが多いのか

  1. 6

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 7

    フジ火9「人事の人見」は大ブーメラン?地上波単独初主演Travis Japan松田元太の“黒歴史”になる恐れ

  3. 8

    ドジャース大谷 今季中の投手復帰は「幻」の気配…ブルペン調整が遅々として進まない本当の理由

  4. 9

    打撃絶不調・坂本勇人を「魚雷バット」が救う? 恩師の巨人元打撃コーチが重症度、治療法を指摘

  5. 10

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した