ロッキーズ戦先発の前田を待つ「マイルハイ」と怪物新人
11年のドラフト1巡目でロッキーズに入団。今季正遊撃手としてデビューすると、いきなり開幕6試合で7本塁打のメジャー記録を樹立した。22日現在、8本塁打はメジャートップ。米メディアは早くも「怪物新人」と大騒ぎだ。
前田がここまで3試合に投げて1点しか取られていない最大の要因は、制球の良さだ。
速球は150キロに満たないのに、ストライクゾーンの四隅を使った投球で、凡打の山を築いている。
しかし、今回はただでさえボールが飛びやすい球場で、怪物相手に投げなければならない。おまけにキャッチボールですらどこへいくか分からないというから、手足をもがれるようなものではないか。前田にとっては試金石の登板になる。