大谷170キロと桐生9秒台 「夢の記録」達成は可能なのか

公開日: 更新日:

 オフに大谷と一緒にトレーニングをしたダルビッシュ(29=レンジャーズ)は、大谷の筋力に関してこう言っている。

「大谷は筋力値が高く、瞬発系に優れているから球が速い。でも、僕みたいな調整力とか、細かいところはタイプではない。必要なのは細かい感覚で、そこを磨くことが大事」

 だからこそダルは足りない部分を補いたいと考えたし、手術後のリハビリとトレーニングによって実際、球速は160キロ程度までアップした。

 日本ハムOBによれば「大谷は高校時代も含めて限界まで鍛えた経験がない。監督やコーチはなにより、ケガや故障が怖いからね。投手としての伸びシロは計り知れない」そうだから、正しい体づくりによって170キロも決して不可能ではないのだ。

■桐生は同タイムに3年がかり

 大谷が「160キロ」を連発した前日、陸上男子100メートルの桐生祥秀(20=東洋大)が、日本学生陸上競技個人選手権(平塚)で、3年ぶりに自己ベストタイの10秒01(日本歴代2位)をマークした。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動