疲労困憊のG菅野 中7日でダメなら二軍で“早い夏休み”も
巨人のエース菅野智之(26)が28日、中日戦前の練習に合流した。巨人の先発投手は登板2日後に休養日となるが、24日に先発した菅野は疲労を考慮され、26、27日と異例の「連休」が許されていた。
開幕から中5日の登板が3試合。最近も120球以上の登板が続き、馬車馬のようにフル回転してきた。14試合で5勝4敗ながら、防御率はリーグトップの1.64。投球回数104回3分の1も同トップだ。投げ過ぎの影響か、24日のDeNA戦では今季最短の2回3分の1を自己ワーストの9失点でKOされた。
視察したセのスコアラーは「2試合前の6回2失点で負け投手になったロッテ戦から球が別人のよう。威力はないし、制球のバラつき方も菅野じゃないみたい。どこか故障じゃないのか。そうじゃないなら、最低でも先発を1回飛ばすなどして休ませないと次も危ない。そんな状態だと見ています。巨人ってそんなに先発いませんでしたっけ?」と指摘する。
次回登板は中7日で7月2日のヤクルト戦を予定している。この登板がポイントだ。