貧打に加え投壊不安…巨人“バクチ狂い4投手”の穴埋まらず
昨年10月以降、当時巨人の投手だった笠原、福田聡志(32)、松本竜也(23)、高木京介(26)の4選手が野球賭博に関与していることが発覚。NPBは3人を無期失格処分、高木を1年の失格処分としている。これが球団の汚名になっただけでなく、戦力的にも大打撃になったというわけだ。
昨季から継続する貧打は言うまでもないが、高橋氏が指摘するように、今年は投手も良くない。チーム防御率は3.67でリーグ4位。昨季は同トップの2.78だから、1点近くも悪化している。内訳は先発3.60、救援3.81。リリーフの方がより悪い。
「高木京は昨年33試合登板で防御率2.20の貴重な中継ぎ左腕だった。笠原も20試合に投げていて、ロングリリーフができるから原前監督は重宝していた。福田は経験豊富。松本竜は一軍登板はないものの、ドラフト1位の有望株だった。巨人が受けた野球賭博のダメージは計り知れないが、フロントは主戦級ではないから戦力的なダメージは少ないとタカをくくっていたのではないか。今それが高橋監督を直撃しているのです」(前出の高橋氏)
昨年まで同じ釜の飯を食った笠原の初公判のニュースを高橋監督はどう見たのだろうか。