3度目正直ならず…室伏広治IOC選手委選挙でまたまた落選
三度目の正直とはならなかった。
国際オリンピック委員会(IOC)は18日(日本時間19日)、選手委員会選挙の結果を発表。日本から立候補していた陸上男子ハンマー投げの2004年アテネ五輪金メダルの室伏広治氏(41)は落選し、同じ陸上からは女子棒高跳びの世界記録保持者(5メートル06センチ)、エレーナ・イシンバエワ(34=ロシア)が当選した。
同選挙はリオ五輪に参加している約1万1000人の選手に投票権があり、17日までの25日間で5185人が投票。イシンバエワは1365票を集め、室伏は1070票で立候補者23人のうち10番目の得票だった。
室伏はロンドン五輪では当選圏内に入りながら、違反があったとして失格。今回は3度目の立候補だったが、念願だった要職への就任はならなかった。