錦織圭が格下に決勝完敗…得意のクレーで今季初Vならず
■「相手に攻め込まれた」
錦織は会見で「相手のサーブが良かった。特に第1サーブのコースが読めず、ラリーに持ち込めなかった。自分の返球も浅くて、それで相手に攻め込まれた」と完敗を認めるしかなかった。
これで決勝は昨年2月のメンフィス・オープンを制したのを最後に6連敗。5月の全仏オープン(クレー)に向けた調整も兼ね、ここ数年は相性のいいクレーコートの大会で世界ランキングに反映されるポイント稼ぎを狙ったが、思惑通りにいかなかった。
錦織の次戦は20日開幕のリオ・オープン(ブラジル)。今大会同様、クレーコートの大会に第1シードで臨む。
昨夏の五輪で銅メダルを獲得したリオで、今季初優勝なるか。