世界股にかける米ツアー 畑岡奈紗に“ゴルフ以外”の課題
【ISPSハンダ豪州女子オープン】
米女子ツアー2戦目にして予選を通った畑岡奈紗(18)。3日目に79と大きく崩れたが、この日は4バーディー、2ボギーの71で回り、通算イーブンパーの30位タイで終えた。
「始まる前は予選を通れるか緊張していましたけど、無事4日間回れて幸せでした。ミスしても前向きにやれば結果は良くなることを学びました」
開幕戦は米・フロリダの東海岸沖に位置するバハマ・パラダイス島で行われ、今大会は夏のオーストラリア。来週の試合会場は東南アジアのタイだ。米女子ツアーといっても本土での大会は、シンガポール開催のHSBC女子チャンピオンズ(3月2~5日)の次戦、バンク・オブ・ホープ・ファウンダーズカップ(3月16~19日・アリゾナ)から。環境が目まぐるしく変わる中での戦いは、時差や食事など、ゴルフ以外のことでも苦労が多い。世界を股にかけての戦いは始まったばかりである。
野村敏京は優勝したジャン・ハナに4打差の6アンダー、3位タイ。横峯さくらは4オーバー、58位タイだった。