2号ソロで打率5割 “打者大谷”成長理由は技術より意識改革
「技術的には昨季からそう変わっていない。成長したのは考え方」と話すのは金子打撃コーチだ。
「昨季はバットを積極的に振りにいった結果、相手投手が(ボール球などで)勝負しなくても(自分に不利な)カウントをつくってしまうことが少なくなかった。今季は得意球、苦手な球を整理した上で、狙い球をベンチにいる時から考えている。じっくりと打席をつくれるようになった。まあ、まだ5試合目。今後は相手の攻め方も変わるだろうし、シーズンが続けば体力も消耗する。調子が落ちた時に、どう復調させるかが課題ですよ」
「投手大谷」は休業状態でも、「打者大谷」の成長はとどまるところを知らないようだ。