復調気配も力み取れず…日ハム中田翔を蝕む虎移籍の重圧

公開日: 更新日:

 ここ4試合は18打数7安打、4打点。昨9日は初回に適時打まで放ったから復調気配には違いない。日本ハムの主砲・中田翔(28)のことだ。

 それでも打率.210、2本塁打、9打点は、4番打者としては物足りない。

 開幕直前のWBCでは、DeNAの筒香とともに日本代表の中軸を務めた。その疲労の影響とみる向きもあるが、それより何より大きいのは移籍のプレッシャーだという。

 中田は今季中に取得予定のFA権で、オフに阪神への移籍が確実視されている。それが既定路線であるがゆえに、本人が重圧を感じているというのだ。

「いくら既定路線であっても、今年の成績があまりに不甲斐ないと、さすがに阪神は手を引くんじゃないか」

「今年こそいい成績を残して、少しでもいい条件を手にしなければ移籍の意味がないだろう」

 こんな声が中田のもとに、しかも、チーム内外から寄せられているだけに力んでいるともっぱらだ。

 中田の身内であるはずの内部も「阪神入り」を既定路線とみていて“ハッパ”をかけているとはオドロキだが、それらの声に力みまくる中田も中田だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭