G首脳“取り扱い注意” 陽岱鋼は昇格即適時打も先行き不安

公開日: 更新日:

 FA男も結果として起爆剤にはならなかった。巨人は6日の西武戦で、FA加入の陽岱鋼(30)が移籍後初昇格。「1番・中堅」で出場すると、三回1死二、三塁で西武の野上から中前へ2点適時打を放った。先発は菅野。今日こそ連敗ストップかと思われたが、エースが踏ん張れない。

 六回、栗山にソロ本塁打を浴びるなど3失点でリードを守れず。試合を5―5の振り出しに戻され、6回9安打5失点で降板した。巨人は七、八回に突き放され、ついに1975年の球団ワースト11連敗に並んだ。

 入団時、「優勝させるために来た」と豪語していた陽は、2月に離脱の原因となった「下半身の張り」を開幕前の3月に再発させた。当初、村田ヘッドコーチは「ここまで我慢してきた。シーズンは長い。10試合休んでも130試合出てくれれば」と見通しを語っていた。

 しかし、それから2カ月半の時を要した。「10試合」どころか54試合目の遅過ぎる合流である。先月、他のコーチは「一体いつまでかかるのか。肉離れ? それは言えないけど、ずいぶんノンビリしてるな」とヤキモキしていた。古巣・日本ハムのOBが言う。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭