メキシコ撃破 若手の独代表がコンフェデ杯に終止符を打つ
この若手主体のドイツ代表の決勝進出は、コンフェデ杯を“なくしてしまう”かも知れない。
「コンフェデ杯には《1年後のW杯本大会のリハーサル》という側面がある。出場国の代表選手が移動する際のセキュリティーなどW杯を円滑に運営するノウハウが蓄積できる。しかし、欧州各国リーグのシーズンが終わった時期なので選手たちは、どうしてもフルパワーでプレーするのは難しい。そこでFIFA(国際サッカー連盟)は、コンフェデ杯に代わってU―20(20歳以下)W杯をプレ大会にしようと考えている。今回の若手ドイツ選手の活躍が、そのプランを強力にプッシュすることになるでしょう」(サッカー関係者)
各大陸王者が集うコンフェデ杯は、今回が見納めというワケである。