米ツアー初Vでバラ色に 小平智が手にする巨額マネーと特権
ちなみにWGC―BS招待とトーナメント・オブ・チャンピオンズは予選落ちがなく、最下位でも4万~6万ドルを手にできる。2試合に出場するだけで10万ドル以上(約1070万円)はすでに約束されているのだ。
小平の元には米マネジメント会社からのオファーが殺到している。スポンサー契約金も日米では賞金同様の格差がある。
これからメジャーで活躍するようになれば1社年200万ドルは手堅く、5年の長期契約なら1000万ドル(約10億円)も夢ではないのだ。
さらに大きいのは米ツアーの年金だ。これから10年間シードを維持すれば、現役引退後(詳細は未発表)に最低でも年間8000万円は支払われるといわれる。米ツアーで勝つと、国内と違いスケールが大きいのがよくわかる。
(ゴルフライター・吉川英三郎)