自ら2安打し2勝目…中日・松坂は出来高で“1億円超え”も?
中日の松坂大輔(37)が危なげない投球で2勝目(3敗)を挙げた。
前回先発した13日の巨人戦は、三回途中で右ふくらはぎの張りを訴えて降板。周囲の心配をよそに20日、中6日で阪神戦のマウンドに上がった。
6回91球を投げ、3安打7奪三振1失点。移籍後8打席目で初安打を放つなど2安打も記録し、「監督から打撃を期待されて取ってもらったので、やっと打つことができて良かった」と2度目のお立ち台で笑みがこぼれた。
この日も「サンデー大輔」効果は絶大で、入場券は完売。ナゴヤドームで今季2番目に多い3万6180人を集めた。最多の3万6606人だった4月30日のDeNA戦も、松坂が初勝利を挙げた試合。グッズの売り上げも含めた営業面の貢献度は高く、球団はホクホクだ。
さる球界関係者がこう言った。
「松坂の年俸は1500万円だが、『出来高払い』が細かく設定されていると聞く。松坂の場合、勝った負けたより、故障で離脱しないことが重要視される。だから最も手厚いのは出場給で、最後まで離脱しなければ、最高で5000万円程度になるといいます。ケガなくシーズンを終えれば、年俸と合わせて計6500万円になります」