体操・村上茉愛が日本女子初の“銀” 女王バイルスを猛追
日本女子のエースが偉業を成し遂げた。1日の体操世界選手権(ドーハ)女子個人総合決勝で、昨年4位の村上茉愛(22)が4種目合計55.798点で日本勢初の銀メダルを獲得。
66年大会の池田敬子、09年大会の鶴見虹子の銅に続き3人目の表彰台である。個人総合を含むリオ五輪金メダル4個のシモーン・バイルス(米国)と同組だった村上。
最初の跳馬で14.566の高得点をマーク。バイルス(14.533点)にプレッシャーをかけ、平均台(13.666)でも女王を上回った(13.233)。得意の床もまとめ絶対女王に最後まで食らいついた。
■村上の話「悔いのない状態で終わりたいと思った。自分で掴み取った銀メダルだと思うので良かった」