帰国後バタバタで35位T 今平周吾“マスターズかぶれ”の徴候
【東建ホームメイトカップ】
メジャー出場が吉と出るか、凶と出るか……。
初出場のマスターズでカットラインに3打及ばず予選落ちした今平周吾(26)が、火曜日夕方に帰国して慌ただしく水曜日に会場入り。初日は2アンダーの35位タイ発進だった。
日本人選手がメジャーでプレーすると、パワー不足を痛感するケースがほとんどだ。
すると、「もっと飛ばさないと対等に戦えない」とスイングをいじるようになる。
だが、それでスランプに陥った選手は数えきれない。有名なところでは、2001年マスターズで日本人最高の4位に入った伊沢利光だ。当時、世界でも指折りのフェードヒッターとして知られたが、飛距離が出るドローボールを打つために大幅にスイングを変えた。それからスランプになって成績が低迷していった。
米ツアーに参戦した石川遼も飛距離アップを目指してスイング改造に取り組み、腰を痛めて海外撤退を余儀なくされた。