恒例!夏の甲子園完全予想 初戦で「散る高校・残る高校」
第101回全国高校野球選手権大会が6日に開幕する。注目の最速163キロ右腕、大船渡(岩手)佐々木朗希(3年)ら「高校ビッグ4」の3投手は地方大会で敗退したものの、最後の一角、158キロ右腕・奥川恭伸(3年)を擁し、県勢初の全国制覇を狙う星稜(石川)は4季連続で出場する。大会は6日から準々決勝、準決勝の各翌日の休養日2日を含む16日間。初戦(1、2回戦)24試合を占った。
▼第1日=6日
第1試合は青森大会6試合で15本塁打、チーム打率.425を誇る猛打の八戸学院光星が初出場の誉を倒す。誉は全国最多の188校の愛知大会で愛工大名電、中京大中京などの強豪校を倒して初出場を決めたが、相手が悪かった。第2試合は神村学園が佐賀北に勝つ。12年前に全国制覇を達成した佐賀北は「がばい旋風」を巻き起こした当時のエース・久保監督が率いるが、今回は初戦で涙をのみそうだ。第3試合は3年連続出場で経験豊富な上位打線がチームを牽引する高岡商が石見智翠館を下す。
▼第2日=7日
第1試合は優勝候補の履正社が霞ケ浦を倒す。霞ケ浦の148キロ右腕・鈴木寛はプロ注目の好投手だが、履正社はスタメンに打率4割以上が4人並ぶ強力打線。主砲・井上は大阪大会で4発を放ち、通算46本塁打。最速145キロの左腕エース・清水らタレントが揃い、投打にスキがない。第2試合は春夏連続出場の津田学園が静岡を下す。