聖光学院・斎藤監督が語る 戦後最長13年連続夏出場の秘密
そうすることで生徒の先々の人生にもプラスになるはずです。野球をやめてからの方が長い。社会に出てそういうことを教えられる機会ってないでしょう。
夏の大会は3年間の集大成。僕はまず「グラウンドに自分の絵を描け」と言う。勝つことは一筋縄ではいかないですが、俺たちはこういうチームだとみんなが納得する基準があり、3年間やってきたことを表現するぞと、プライドを持ってやってくれたらいい。やり切れたら、勝ち負けだけにとらわれなくなってくる。これがウチのゴール。毎年「ザ」を築こうと粘り強くやり続けた結果が13連覇につながったと思います。