広島「佐々岡監督」への疑問…防御率は改善も投壊負け多く

公開日: 更新日:

 佐々岡コーチは規定投球回数を満たす先発陣を増やすことを目標に掲げ、昨季最多勝のエース大瀬良もキャンプから投げ込みの量を増やしてスタミナ強化に着手。6完投(うち2完封)はプロ最多となったが、交流戦から4連敗。防御率は昨季の2・62から3・53に悪化し、11勝9敗と黒星もプロ最多となった。

 鈴木本部長はこうも言っていた。

「誰がこれからをつないでいけるのかと考えたとき、佐々岡という人選になった」

 広島の監督候補には前田智徳新井貴浩黒田博樹らの大物OBが「待機組」として名を連ねている。佐々岡監督は彼らまでの「つなぎ」と考えれば、納得もいくのだが。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…