卓球やバドのファイナル優勝賞金 なぜこれほど安いのか?
驚くのは女子テニスのWTAファイナルズだ。今年の優勝は豪州のアシュリー・バーティ(23)。男女通じてテニス史上最高額の優勝賞金442万ドル(約4億8620万円)を獲得した。予選ラウンドの1敗がなければ1大会だけで約5億1975万円を手にしたことになる。男子の全勝Vより約2億円も高い。
よく言われることだが、テニスファンは高収入者が多い。高額のチケットやグッズがよく売れる。スポンサー料も増額の一途だし、ESPNは2015年から11年間の全米オープンの独占放映権料を8億2500万ドル(当時のレートで約990億円)で獲得したことが話題になった。それだけの投資をしても儲かるだけの人気競技ということだ。
4大タイトルの賞金も毎年のように増額されている男女のプロテニス。卓球やバドミントンとは人気も市場規模もまるで違うのだ。