卓球やバドのファイナル優勝賞金 なぜこれほど安いのか?

公開日: 更新日:

 驚くのは女子テニスのWTAファイナルズだ。今年の優勝は豪州のアシュリー・バーティ(23)。男女通じてテニス史上最高額の優勝賞金442万ドル(約4億8620万円)を獲得した。予選ラウンドの1敗がなければ1大会だけで約5億1975万円を手にしたことになる。男子の全勝Vより約2億円も高い。

 よく言われることだが、テニスファンは高収入者が多い。高額のチケットやグッズがよく売れる。スポンサー料も増額の一途だし、ESPNは2015年から11年間の全米オープンの独占放映権料を8億2500万ドル(当時のレートで約990億円)で獲得したことが話題になった。それだけの投資をしても儲かるだけの人気競技ということだ。

 4大タイトルの賞金も毎年のように増額されている男女のプロテニス。卓球バドミントンとは人気も市場規模もまるで違うのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動