サニブラウン“上げ潮”に乗り88年ぶり五輪ファイナリストへ

公開日: 更新日:

「それでも、サニブラウンには『出す』が可能ではないか。ドーハの世界陸上準決勝の追い上げで、決勝に無条件で進出できる2着の選手に100分の3秒差まで迫っている。スタートでワンテンポも出遅れたら普通ならお手上げだが、失敗の中にファイナリストの器を垣間見た。ひとつ気になるのは、本人も口にするストライドの間延び。サニブラウンが東京五輪で決勝に進むためには、その課題の払拭の意味も込めて、シーズン前半や五輪本番で自己ベストを更新するか、それに相当する“上げ潮”を予感させるような内容が欲しい」(高野氏)

 1932年ロサンゼルス五輪の吉岡隆徳(6位)以来となるファイナリストは夢物語ではない。

【写真特集】ドーハ世界選手権へ向け 陸上日本選手権
【写真特集】2冠達成 サニブラウンが200mも制す

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動