韓国プロ野球5.5開幕決定の“妙薬”…日本が見習うべきは?
台湾に続いて、こちらも始まる。
コロナ禍により開幕を延期していた韓国のプロ野球が、5月5日に無観客で開幕することが決まった。通常通り全144試合を行い、11月末に日本シリーズに当たる韓国シリーズを行う予定だ。
振り返れば3月上旬、オーバーシュートした韓国内の感染状況は日本よりもひどかった。宗教団体の集団感染もあり、世界で2番目に感染者数が多かった。が、ここにきて1日当たりの新規感染者数は1ケタ台に減少。政府が屋外での無観客によるスポーツの実施を容認し、開幕日決定にこぎつけた。
今後、選手やチーム関係者に新たな感染者が出れば、公式戦の中断や試合数減も検討されるようだが、ここまで選手、関係者の感染者はゼロ。練習も継続して行われており、韓国ロッテの選手が紅白戦の際、マスク着用でプレーしたことも話題になった。
日本国内はコロナ禍終息の見通しが立たず、阪神・藤浪ら3選手に加え、巨人の球団職員もコロナに感染。開幕が何度も延期されているのとは大違いだ。