オリ太田 父親との打ち込みが生んだ21世紀生まれ初本塁打
「ケガの後も『自分にできることを』と腐らず前向きに取り組んでいたのが印象的です。死球の影響があったのか、シーズン終盤に昇格してからの打撃は、持ち味だった攻めの姿勢が影を潜めていました。それをオフに克服したのだと思います。父親がオリックスの打撃投手なので、暇さえあれば合宿所に隣接する室内練習場を使ってマンツーマンで打ち込んでいました。守備に関しては、十分一軍でプレーできる実力がある。このまま調子を保てれば一軍定着もありそうです」
記念のホームランボールは父親にプレゼントするそうだ。