ロッテ和田 6人きょうだいの四男「光速王子」の野生児時代

公開日: 更新日:

 卒業後の進路は大学へ進むか、就職するかで悩んだというが、同倶楽部の先輩がBCリーグの埼玉武蔵ヒートベアーズへ進んだ前例を知り、荻野監督の勧めで同リーグのトライアウトを受験。富山GRNサンダーバーズに入団した。その富山で選手として共に汗を流し、現在はチームのアシスタントコーチを務める吉田凌太氏はこう語る。

「自分をしっかり持っている印象でした。富山で過ごしていても方言に染まることはありませんでしたし(笑い)。普段はフワッとしていて少しミステリアスですけど、野球には真剣だった。とにかく頑張り屋さん。最近活躍しているので、応援の連絡をしたいのですが……。頑張り過ぎちゃうのが心配で、こちらが躊躇するくらいです。今は大事な時期。落ち着いたら連絡しようと思います」

 現在2位のロッテで50メートルを5秒8で走り抜ける「光速王子」は、確固たる存在感を見せている。

▼わだ・こうしろう 1999年1月14日、埼玉県東松山市出身。身長185センチ、体重77キロ。小川高時代は都幾川倶楽部硬式野球団に所属。富山GRNサンダーバーズから2017年のドラフト育成1位でロッテに入団。今年6月に支配下契約を結んだ。年俸420万円。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動