原巨人の生命線 リリーフエース中川“日本S前復帰”の大朗報
「デラロサは中川が抜けた終盤戦、ピリッとしなかった。常に走者を背負い、守護神なのに回の途中で交代させられる場面が目立った。防御率は2・56。シーズンの最終戦はデラロサが八回に登板し、田口が抑えを務めたが、こちらも逆転サヨナラ負けを食らうなど、首脳陣の不安を解消するまでにはならなかった。ソフトバンクは柳田、CSで2連発を放った中村晃、栗原といった左の好打者が多い。だから、原監督は中川の状態をずっと気にしていました」(チーム関係者)
なお、中川の今季の年俸は5500万円。終盤に離脱したため、マイナスのイメージでシーズンを終えたことになる。
「挽回のチャンスです。日本シリーズは通常査定にポイントを上乗せする形で反映されることが多い。しかもシーズンより重圧がかかる重要な試合のため、多めに査定ポイントが加算される。もし大舞台で活躍できれば、大台の年俸1億円突破も見えてくるのではないか」(前出のチーム関係者)
中川本人にとっても重要な戦いとなりそうだ。