原巨人の生命線 リリーフエース中川“日本S前復帰”の大朗報

公開日: 更新日:

「デラロサは中川が抜けた終盤戦、ピリッとしなかった。常に走者を背負い、守護神なのに回の途中で交代させられる場面が目立った。防御率は2・56。シーズンの最終戦はデラロサが八回に登板し、田口が抑えを務めたが、こちらも逆転サヨナラ負けを食らうなど、首脳陣の不安を解消するまでにはならなかった。ソフトバンクは柳田、CSで2連発を放った中村晃、栗原といった左の好打者が多い。だから、原監督は中川の状態をずっと気にしていました」(チーム関係者)

 なお、中川の今季の年俸は5500万円。終盤に離脱したため、マイナスのイメージでシーズンを終えたことになる。

「挽回のチャンスです。日本シリーズは通常査定にポイントを上乗せする形で反映されることが多い。しかもシーズンより重圧がかかる重要な試合のため、多めに査定ポイントが加算される。もし大舞台で活躍できれば、大台の年俸1億円突破も見えてくるのではないか」(前出のチーム関係者)

 中川本人にとっても重要な戦いとなりそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動