元レスリング代表・甲斐友梨さんは今「着やせの神様」に

公開日: 更新日:

 インターネットで現姓の「岡田友梨」を検索すると、“着やせの神”と表示される。

「“神”だなんて、おこがましいんですけどね(笑い)。インスタグラムで、やせて見える着こなし術をお見せしたり、ライブ配信してるうちに、いつの間にか、そう言われるようになったんです。フォロワーさん?11万6000人を超えました」

 うれしいのは、アスリートだけではなく、ポッチャリ体形に悩む女性からの引き合いがここ数年、急増したことだ。

「今では売り上げの8割前後を占めるほどです。しかもほとんどリピーター。弊社の強みですね」

 初年度こそ赤字だったが2年目から黒字転換。昨年は年商2000万円を超えた。

「今年は新型コロナの影響で足踏みしましたが、しまむらさん、セシールさんはじめ、大手衣料ブランドさんとのコラボが動きだしたので来期はかなり期待できそうです」

“KINGLILY”というブランド名は、名前の友梨をひねり、ゆりの“LILY”。そして「試合中の私は男性的なので、“QUEEN”より“KING”が合うかなと思ってミックスしました」。

 夫と二人三脚で目指すのは、オンリーワンのトップブランド。夢は現実になりつつある。

 (取材・文=高鍬真之)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動