渋野はスイング改造で結果出ず…継続か否か「決断を」の声
今大会11位に終わった渋野の15番はアイアンで刻みバーディーを奪えなかった。13番パー5は「左のミスを減らす」ためのスイング改造中にもかかわらず、左OBがあり痛恨のダブルボギー。
「渋野はクラブを振るよりも、形をつくることを最優先している。状況が悪くなれば融通が利かなくなり、我慢のゴルフを強いられる。本人の気持ち次第だが、このままスイング改造をやり通すか、ここ1、2戦でハッキリさせた方がいい。今のままではメジャーに勝つための改造がプラスにならない。これまで稼いできたスイングをやめるのは、ひとつ間違えるとダメになってしまう。元のスイングに戻しても決して遠回りではなく、現在取り組んでいるフラットなスイングも役立つ時がある」(田原プロ)
渋野は今週の「アクサレディス」出場後に渡米し、メジャー初戦「ANAインスピレーション」に参戦する。結果の出ないスイング改造に「白黒つける」時が迫っている。