G梶谷はFA加入の重圧を“瞑想力”で跳ね返す ベイ時代に導入
DeNAからFA加入した巨人の梶谷隆幸(32)が値千金の一打でチームを救った。
■3試合で3四球2盗塁の大暴れ
28日のDeNA戦。1点を追う八回2死一、二塁から石田のフォークに食らいつき、しぶとく右前へ運んだ。
27日の試合で移籍後初安打となる満塁本塁打を放った。2試合連続の貴重な打点となり、元木ヘッドコーチは「梶谷の加入? 大きいよ。きのうは満塁本塁打だし、今日はタイムリー。この3連戦、四球(3)も盗塁(2)も大きかった。1番だからより多く出塁してほしいし、時には“3番打者”として走者をかえしてほしいとも言ってある」と目を細めた。
昨オフに4年総額8億円の大型契約で巨人にFA移籍した。重圧にさいなまれているかと思いきや、春のキャンプ時の日刊ゲンダイのインタビューでは「プレッシャーは正直、感じていない」とケロリ。層が厚い巨人のライバル選手の動向なども「横浜時代は気にしていたけど、そういう気持ちは消すようにした。人は人と思えるようになった」と明かしていた。古巣DeNA関係者がこう言う。