ドラ1で1億円を手にする右腕2人 センバツでスカウト太鼓判
「まだ高校生なので2、3年したら面白いだろうなと思わせてくれる。193センチという大きな体で手が長いのに奇麗なフォームで投げ、力もあるから球持ちがいい。何より素材が魅力で、秘めたものを感じます。小園も達も、夏までの伸びしろを見なくてはいけませんが、ドラフト1位候補でしょう」
2人とも夏までにさらによくなるのが前提とはいえ、ドラフト1位の契約金1億円を手にする可能性があるというのだ。
29回3分の1を無失点、45奪三振だった東海大相模(神奈川)の左腕・石田隼都(183センチ・73キロ)や、準々決勝で148キロをマークした中京大中京(愛知)の畔柳亨丞(177センチ・80キロ)はどうか。
「石田は今大会で急激に株を上げた投手なので、今のところはドラフト3位候補くらい。契約金は5000万円程度でしょう。畔柳は、今がピークかなという印象。球のキレもいまひとつだったから、下位で指名されるかどうか」とは、セ・リーグのスカウトだ。