現実味を帯びてきた米国の北京五輪ボイコット まずは「高官らを派遣しない」を検討と報道

公開日: 更新日:

 元政府要人のレイプ事件をもみ消す独裁国家に平和の祭典は無理なのだ。

■米大統領「外交ボイコット」検討 北京五輪に高官派遣拒否か

 バイデン米大統領は18日、ホワイトハウスで記者団に、来年2月の北京冬季五輪に政府高官らを派遣しない「外交ボイコット」を検討していることを明かした。中国政府による人権侵害への対抗措置とみられる。カナダのトルドー首相との会談冒頭で語った。

 バイデン大統領は15日、中国の習近平国家主席とオンライン形式で会談し、米中の衝突回避で一致したばかり。実際に決定すれば、中国側の反発は必至だ。日本や欧州など各国の北京五輪への対応を左右する可能性もある。ただ、米選手団の派遣には影響しない見通し。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    藤原竜也「全領域異常解決室」に「SPEC」ファンから“追い風”! 演技派・柿澤勇人の伸びしろにも期待大

  2. 2

    どうなる?「トリガー条項」…ガソリン補助金で6兆円も投じながら5000億円の税収減に難色の意味不明

  3. 3

    二宮和也が「ブラックペアン」続編を退所後の初仕事に選んだウラに“子供のお受験”問題

  4. 4

    ダルビッシュの根底にある不屈の反骨精神 “強いチームで勝ちたい大谷”との決定的な違い

  5. 5

    米女子ツアー「崖っぷち3人娘」はどうなる? 次戦でシード選手と最終戦出場者が確定

  1. 6

    ソフトB悪夢の本拠地3連敗「2つの敗因」…26イニング連続無得点よりも深刻なチーム事情

  2. 7

    竹内涼真「龍が如く」は酷評の嵐…実写化ドラマ“改悪”続出で、いよいよNetflix一強時代へ

  3. 8

    いまや大谷ドジャースこそ「悪の帝国」だ…カネ&人気&裏技フル活用でタンパリング疑惑まで

  4. 9

    大谷翔平を激怒させたフジテレビと日本テレビ…もっと問題なのは、情けない関係修復の仕方だ

  5. 10

    佐々木朗希の獲得に「第3の球団」急浮上…来春日本開幕でvs大谷ドジャースの可能性