星野陸也に欲しいのは米ツアーで通用するドローボール 大洗GCのプレーを見て思った
今年の予選ラウンドは通算6アンダー(2位タイ)と好スタートを切りながら、3日目は1バーディー、3ボギーの72。最終日は2アンダーと盛り返したが、通算6アンダーで6位タイに終わった。
ドローボールというよりは、曲がりの大きいフックボールで飛ばしている。フェアウエーを外すとグリーンを狙うことは難しい。一番の課題はやはりドライバーである。
日本のコースはラフが短く、第2打をショートアイアンで打てるコースが多い。曲がりの大きなフックボールでフェアウエーを外しても、どうにかグリーンをとらえることができる。
アメリカのコースは距離が長く、ラフも深い。フェアウエーを外すとグリーンをとらえることは難しいケースが多い。米ツアーで戦うには今のようなフックボールではなく、フェアウエーのやや右に向かってほぼ真っすぐに飛び出し、落ち際でわずかに左に曲がるドローボールをものにしたい。
いずれにしても、松山に続き、米ツアーで戦って世界の頂点を目指してほしい。それには蛇行している狭いフェアウエーを狙い打ちできるストレートに近いドローボールをマスターしなければならない。