日本ハム松本剛が首位打者&盗塁王を驀進中!新庄監督が引き出した大ブレーク
昨年9月中旬までの二軍戦59試合で打率.335をマーク。一軍から声がかかると、15試合で打率.412と打ちまくったが、今季はさらにパワーアップしているという。
「打撃フォームの改造も奏功しています。昨季まではバットの先がセンター方向を向くような形になっていて、スイングに無駄があった。キャンプでそれを矯正したら『バットの出が良くなった』と。盗塁に関しては、楽天に移籍した西川に可愛がられていたので、技術を伝授されていたのが花開いたのだと思います」(前出のOB)
そんな折に新庄剛志監督(50)が就任。選手には「チームプレーは要らない」「進塁打は査定対象に含めない」「ファーストストライクから思い切って振りにいけ」「(盗塁は)思い切ってやっていい。失敗を恐れるな」と口を酸っぱく言い続け、背中を押している。気持ちの面で失敗を恐れず、思い切ったプレーができる。そのチームの方針と、松本自身の変化、進化が見事にリンクしたことは間違いない。