試合再開の巨人を襲う「選手不足・過密日程・コロナ後遺症」の三重苦…最下位にも現実味

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 コロナの後遺症も根深い。広島のチームリーダー・菊池は打率リーグ1位だった昨年5月に陽性判定を受けて離脱。後に日刊ゲンダイのインタビューでこう語っている。

「全く動けずに1週間から10日。1週間で陰性になったので、すぐにスイングを始めたけど、筋肉も肺活量も落ちていて、一塁までダッシュするとゼーゼーする感じ。10日間もブランクがあると、打つ感覚も鈍ります。それでも実戦は二軍で1試合のみ。慌てて一軍に合流しましたが、最後まで感覚は戻りませんでした」

 陽性になった選手は、戦列復帰後も苦しんでいることが多い。

 振り返れば最下位・中日が2ゲーム差に迫っている。5位巨人は前途多難な再出発を切ることになりそうだ。

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