巨人・原監督は育成やめた?元HC岡崎郁氏のYouTubeで「球団は貯金使ってくれる」と大放談
昨オフはFA補強こそ封印したものの、年俸2億5000万円のポランコら新規で5人の外国人補強を行った。最終的に支配下の助っ人だけで9人もあふれ返らせておいて、「カネを使っていない」とは、よく言ったもの。いずれにせよ、原監督が「貯金を使ってくれる」とまで言うのだから、数億円ではなく、総額にして数十億円規模の大補強になることは確実だ。
惨敗した年、あるいは原監督が号令をかけた年は、FAをはじめ、他球団の外国人の引き抜き補強などを徹底して行うことは、歴史が証明している。
「ヤクルトからラミレス、グライシンガー、横浜からクルーンを引き抜いた2008年や、岡崎氏がユーチューブで指摘したのはヘッドコーチ時代に惨敗した11年。この年のオフにソフトバンクから杉内、ホールトンの2人を獲得。さらに横浜から主砲の村田もFAで獲得し、翌12年には日本一になっている。岡崎氏も『エース級2人の補強が大きかった』と話していました」(球界関係者)
投手陣は山崎伊、赤星ら若い芽が出つつある。ドラフト1位で高松商・浅野の交渉権を獲得しただけに、育成力が問われるが、原監督がこう言う以上、「育成」の看板は、わずか1年で下ろすことになりそうである。