大谷翔平は開幕戦勝利逃すも無失点&毎回の10K エ軍ピリピリ“二刀流のフィジカル”徹底監視
■「栄養学のオーソリティー」と契約
エ軍では、かねて選手の故障防止を目的に、米国のスポーツ栄養学の専門家であるベッチ・トゥーンブリー氏と契約。同氏はトラウトが、12年総額約482億円のメジャー史上最高額で合意した2019年以降、主砲を中心に栄養指導を行ってきた。
トラウトは太りやすい体質のため、シーズン中は極端な体重増に細心の注意を払っている。栄養士からは試合前後や移動の機内での食事に関して、きめ細かく指示されているという。一昨年から2年連続で故障に苦しんだものの、食事制限の甲斐もあってシーズン中は常にベスト体重の105キロ前後をキープしている。
今やエ軍にとって大谷は戦力としてはもちろん、球団ビジネスでも欠かすことができない存在だ。18年10月に右肘靱帯を再建するトミー・ジョン手術を受けたが再び肘の故障が再発すれば、エ軍だけでなくMLBにとっても重大な損失になる。
今季の大谷には主砲同様、栄養士による徹底監視が待っている。