渋野日向子“海外メジャーの法則”…好成績大会は初日60台、初日オーバーパーなら予選落ち
【シェブロン選手権】第1日
今回もデータ通りか。2019年の全英女子オープンを制した渋野日向子(24)にとって今大会は海外メジャー15試合目となる。米女子ツアー本格参戦2年目の今季は、通常大会の優勝だけでなく、2つ目のビッグタイトルも欲しい。今年はカリフォルニアの「ミッションヒルズCC」からヒューストン郊外の難コースに舞台を移したが、昨年4位と相性のいい大会だけに心に期するところがあるはずだ。
渋野の過去のメジャー成績を見ると、ある「法則」に気づく。好成績を残した大会は例外なく初日に60台のスコアで好発進しているのだ。
19年全英女子優勝(66)
20年全米女子OP4位(68)
22年シェブロン4位(69)
22年全英女子3位(65)
一方、20年全英(76)、21、22年全米女子OP(73、76)、22年エビアン(74)のように、初日をオーバーパーで終えた大会は予選落ちだ。
オーバーパー発進で唯一予選を通過したのは21年全米女子プロ。初日76の93位から2日目は2アンダーの70で回り通算2オーバー57位まで盛り返し、3日目は再び76と崩れて68位まで後退。ところが、最終日に67と爆発し通算1オーバー40位まで順位を上げるという、渋野らしいゴルフだった。