オカダ阪神の勝因は投手力だけにあらず! 落合博満氏も絶賛“神采配”支える「三種の神器」
“オレ流”落合博満氏も絶賛のベンチワーク
岡田監督はその要因について「そらピッチャーの頑張りがあるからよ」と説明するが、リーグ屈指の強力投手陣は昨シーズンも保持していた。違うのはやはり指揮官のベンチワーク、勝負勘だ。
作戦VS作戦。用兵VS用兵、駆け引きVS駆け引きと、2000年代半ばに岡田監督と数々の名勝負を繰り広げた中日元監督の落合博満氏は5月21日のNHKサンデースポーツで猛虎の強さをこう解説していた。
「守り勝つ野球に徹しているのがすべてでしょう。適材適所で守備に就かせ、固定しているので選手は落ち着いて野球ができている。投手は『ここに打たせればアウト』という安心感がある。いい野球をやっています」
あのオレ流が最大級の賛辞を贈る采配。その秘密の一端は、岡田監督が現役時代に好んだ趣味と無縁ではない。