ノイジ―に岡田監督も我慢の限界!阪神首位快走に影落とす「ポンコツ助っ人問題」の深刻度
「休ませるんじゃないよ。打たへんから使ってないんよ」
首位を快走する阪神の岡田彰布監督(65)がノイジー(28)についてこう言ったのは、去る20日のこと。18日のソフトバンク戦で7試合ぶりにスタメンを外した理由だ。
ノイジーは主に3番で起用されているが、61試合で打率.237、4本塁打、27打点。長打率.311、出塁率.289と物足りない数字が並ぶ。
岡田監督は「くそボールばかり振る」と苦言を呈しつつも、我慢強く使い続けている。
岡田監督の前任時代(2004~08年)はシーツという優良助っ人がいた。
主に3番を打ち、本塁打数は20本程度だったが、安定して3割前後の打率をマーク。二塁打が多く、勝負強さも兼ね備え、おまけに一塁守備もうまかった。
同じく3番を任せるノイジーに、中距離砲として一定の成績を残してくれれば……と期待しているのだろう。
その岡田監督は22日、公式戦再開となる23日のDeNA戦にノイジーを先発起用することを明言したが、冒頭の発言を見ても、我慢の限界が近づいていることは確かだ。