西武・山川穂高と巨人・中田翔 “問題児”2人が移籍を視野も…FA権行使はイバラの道
巨人の中田翔も崖っぷち
セの強打者もチームを出たいようだ。
一塁を本職とする巨人の中田翔(34)だが、今季は遊撃の坂本が三塁にコンバートされ、三塁を守っていた主砲の岡本が一塁に定着。玉突き人事ではじき出され、いよいよ崖っぷち。5日のスポーツ報知によれば、FA権を行使しての<国内球団への移籍を熟考していくことになりそうだ>という。
しかし、2人を待つのはイバラの道だ。年俸は山川が2億7000万円で、中田は3億円。これだけ高年俸の選手をFAで獲得するとなれば、莫大な費用が必要となり、当然、手を挙げられる球団は限られる。
「以前は中日が山川獲得なんてウワサもあったが、年俸を払えるのかどうか。山川はAランクで中田はBランク。補償が生じるのもネックになる。素行面も問題です。山川は不起訴とはいえ、やはりイメージは良くない。かつて移籍が確実視されていたソフトバンクも、王球団会長が拒否反応を示したようですから。中田は日本ハム時代の2021年に『付き合いが悪くなった』という理由で後輩を殴ったのがまずかった。教育指導的なゲンコツやケンカなら、まだ擁護の余地があったが……」(パ球団編成担当)
チームを出たければ、トレードを志願するしかなさそうだ。