大谷の将来設計を米トムソン・ロイター社まで不安視…FBIも動き出し収拾つかない賭博醜聞の波紋
こうした動きも含めて、今回の騒動は、大谷のパブリックイメージ、評判に悪影響を及ぼしかねないとの指摘は少なくない。
日本時間3日には、英通信社のロイターを運営するトムソン・ロイター社が税務・会計情報として、IRSが大谷の金銭スキャンダルに関する調査を開始したことに触れ、「このスキャンダルは大谷の評判に影を落とし、水原氏を通訳兼側近として選んだ彼の判断に疑問を投げかけている。大谷は無実を主張しているが、捜査により彼のイメージが傷つき、将来の支持やキャリアの見通しに影響を及ぼす可能性がある」などと報じた。
米国内では、大谷に対する疑惑の目はいまだ消えていない。記者会見で、元通訳が大谷の口座にどうやってアクセスして違法賭博の胴元にカネを送金したのかというナゾを明らかにせず、質疑応答も受け付けなかったことにも批判的な声がある。捜査の結果が明らかになるのはまだ先といわれるが、世界屈指の金融メディアが、大谷の水原通訳の任命責任を問い、大谷が白か黒かにかかわらず、イメージダウンの可能性を指摘した事実は軽くない。
そうなると、大谷自身のスポンサー契約にも影響しないとも限らないがーー。(つづく)
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今回の騒動を受けたスポンサー各社の反応とは。関連記事【続きを読む】…では、本紙が複数のスポンサー企業に問い合わせた結果などについて報じている。