ドジャース山本由伸は大谷、ベッツに足を向けて眠れない メジャートップの攻撃力を示す「259」の驚異

公開日: 更新日:

 山本由伸(25=ドジャース)が日本時間21日のダイヤモンドバックス戦で5勝目(1敗)をマークした。目下、5連勝中だ。

 ここまで10試合に登板して、防御率は3.17。試合はつくっているものの、だから白星を重ねられるとは限らない。

 ドジャースはいま、リリーフ陣が脆弱だ。この日、メッツから右腕のラミレス(29)を金銭トレードで緊急補強したのは、抑えのフィリップス(29)をはじめケリー(35)、ブレイジャー(36)らの救援陣が故障者リスト入りしているからだ。

 山本が勝ち投手の権利をもって降板しても、リリーフ陣が踏ん張れずに試合を引っ繰り返される可能性がある。

 しかし、ドジャースには、リリーフ陣の不調を補って余りある攻撃力がある。

 チーム総得点259はメジャートップ。チーム本塁打66はメジャー4位。大谷(打率.353、13本塁打)、ベッツ(同.335、8本塁打)、フリーマン(同.298、5本塁打)のMVPトリオに加え、スミス(同.308、5本塁打)、マンシー(9本塁打)、テオスカー・ヘルナンデス(11本塁打)と並ぶ打線は強力だ。リリーフ陣が打ち込まれても引っ繰り返されないくらいの貯金をつくるか、先発の失点を帳消しにするくらい打ちまくっているのだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  2. 2

    大阪・関西万博の前売り券が売れないのも当然か?「個人情報規約」の放置が異常すぎる

  3. 3

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  4. 4

    ヤクルト茂木栄五郎 楽天時代、石井監督に「何で俺を使わないんだ!」と腹が立ったことは?

  5. 5

    バンテリンドームの"ホームランテラス"設置決定! 中日野手以上にスカウト陣が大喜びするワケ

  1. 6

    菜々緒&中村アン“稼ぎ頭”2人の明暗…移籍後に出演の「無能の鷹」「おむすび」で賛否

  2. 7

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  3. 8

    ソフトバンク城島健司CBO「CBOってどんな仕事?」「コーディネーターってどんな役割?」

  4. 9

    テレビでは流れないが…埼玉県八潮市陥没事故 74歳ドライバーの日常と素顔と家庭

  5. 10

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ