川合俊一らと男子バレー“御三家”だった井上謙さんは「発達障害の息子のおかげで学んだ」

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 井上さん、仕事をしながらバレーボールの指導も長く続けてきたのだ。

「去年は1年間、母校の順天堂大学の女子バレー部で、その前は女子2部リーグの『ブリリアントアリーズ(現・信州ブリリアントアリーズ)』で監督を。順天堂の練習拠点は千葉県成田市、『ブリリアント--』は長野県上田市と、どちらも東京から遠かったので休日に出向いたり、練習の映像を送ってもらってコメントしたりの指導でした。仕事しながら大変? いや、バレーボールがなかったら生きてこられなかった(笑)。いろいろあっても、選手と一緒に声を出し、汗を流せばサッパリしましたから」

 サラリーマンとしても残業をいとわず、猛烈に働いていたようだ。

「仕事を任せられたということは信頼されたということなので、その信頼にこたえたかったんです。このまま65歳まで定年を延長し、働き続けたいですね。振り返れば、仕事でも、バレーでも、部下や選手……周囲の人に恵まれました。幸せな人生だな、と思います」

■川合俊一、熊田康則とで御三家

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