快進撃の森保ジャパン MF守田英正が“落ち目の主将”を窓際に追いやる圧巻2ゴール
森保ジャパンの快進撃が止まらない。
2026年北中米W杯のアジア最終予選・第1戦(5日)で中国相手に7ー0の大差勝ちを収めたと思ったら、続くバーレーンとのアウェー戦(11日)も5ー0のワンサイドゲーム。圧倒的な強さを見せ付けた。
バーレーン戦で目覚ましい活躍を披露したのが、ボランチとして攻守に奮闘しながら2ゴールを決めたMF守田英正(29=スポルティング)である。
3バックの前の位置にデンと構え、相手の攻撃の芽を次々とツブしながら、味方の攻撃系選手と好連係を取って相手ゴールに迫っていった。
後半の16分と19分にはチーム3点目、4点目となるゴールを立て続けに決め、バーレーンの息の根を完全に止めた。
「この守田がW杯最終予選突破のキープレーヤーとなり、チームの主軸となって森保ジャパンを牽引していくでしょう」とサッカー関係者が言う。
「森保監督は、最終予選に入ると基本フォーメーションを4バックから3バックに変更。3(DF)ー4(MF)ー2(シャドー)ー1(トップ)の陣形で戦っている。この3ー4ー2ー1というのは、守田が所属しているスポルティングと同じ布陣。守田は2022年夏に加入して以来、欧州を代表する強豪チームのボランチとして最終ラインのDF陣と連係しながら守備を固め、シャドーやサイドアタッカーの選手たちとのコンビプレーの精度を上げてきた。森保一監督、ヘッド格の名波浩コーチ、守備担当の斉藤俊秀コーチよりも実戦的な3バック布陣についての経験値が高いことから、頼りになる存在として森保ジャパン内の序列も急上昇中です」