ソフトバンクFA石川柊太獲得に自信?あるいは… 阿部巨人「投手軒並み育成変更」のウラ
さる球界関係者がこう言う。
「2人とも原前監督時代の昨年は『育成の星』として期待された若手有望株。今季は阿部監督に代わって状況が一変したとはいえ、菊地は二軍で36試合に登板して6勝2敗1セーブ、防御率1.00と好投を続けていた。それなのに、一軍からお呼びがかからなかったのはともかく、育成に降格となるのは不可解です」
今季15勝3敗の菅野が来季のメジャー挑戦を表明しているため、今オフは投手が最重要補強ポイントのはず。それなのに、有望株の投手を次々と育成に降格させるのはなぜか。
「まずは現在FAで争奪戦中のソフトバンク石川柊太(32)との交渉に手応えを感じているから。さらに、阪神・大山悠輔(29)、ソフトバンク甲斐拓也といったA、Bランクの選手をFAで獲得すると、人的補償として巨人の若手が指名される可能性がある。指名できるのは『28人のプロテクトリストに掲載されていない日本人の支配下選手』というルールがありますから。他球団の中には『人的潰し』と批判する声もありますが……」(同)
有望株の育成契約多発には裏がありそうだ。